子供の就寝時間と睡眠不足
最近では、日本の子どもの就寝時間が世界の中でも際立って遅いことが 問題視されています。
3歳児では8時台に就寝する子供が最も多いアメリカなどに比べ、日本の 半数近い子供が、夜10時以降に就寝するというデータもあり、 夜更かしな子供の増加傾向が顕著になっています。
このような子供の遅寝の背景には、コンビニやレンタルビデオなどの登場による 社会の24時間化や共稼ぎ夫婦の増加などの生活スタイルの変化があります。
特に母親の就寝時間が子供の就寝時間に大きく影響している傾向がある ようです。
子供の遅寝については、昼夜の区別がはっきりした生活リズムや睡眠時間が 成長期の子供に与える影響についての認識があまりない親が多いことも原因の ひとつですが、一方で女性の就労時間の増加など、いかしかたない理由もある のでしょう。
同時に、子供が寝なくて困っている親も多いようですが、どちらににても 寝る時間を子供まかせにして、早く寝かせる躾をしない、寝かしつけない親が 増えているのも現実です。
また、子供の寝室を暗くしたり、テレビや音楽の音を消して静かな環境で 寝かしつけるなど、子供の睡眠の質を上げるための配慮がない家庭もある のではないでしょうか。
子供の睡眠不足は脳や体の発育だけでなく、時差ぼけによって昼間元気が出なかったり、 イライラして怒りやすいなど情緒面での問題もひき起こしてしまいます。
子供の遅寝や睡眠不足には、親の生活リズムが関係していることを自覚し、 幼児期から早寝早起きの規則正しい睡眠習慣を身につけさせてあげたいものです。